福寿院のお知らせ
2018/03/21

第2回彼岸念仏供養会の報告

3月21日
春の彼岸念仏供養会無事に執り行われました

当日は雪となりましたが多くの方にお参りいただきました

13:00より 春彼岸供養会

住職より表白、卒塔婆の読み上げ

僧侶読経の後、全員で般若心経をお勤め

13:30より 念仏供養会

独自の節回しによる先祖供養


お大師さまの御言葉

「身は花と共に落つれども心は香と共に飛ぶ」

仏さまより授かりしこの身体は
風に誘われて花が散るように、
時の流れに従い、いずれは仏様の世界にお返しする身体
だけれども
たとえ花が枯れようとも、その芳しい香りが人々に安らぎを与えるように
御仏の心は香りの如く仏国土に広く行き渡る

というように

人々の心の中にさわやかな残り香を残せるような誠実な人生を送りたいものです


我々の世界を此岸(しがん)と言い仏の世界を彼岸(ひがん)と言いますが

般若心経に出てくる「般若波羅蜜多」は

原語で「パンニャ パーラミッター」と称し

“智慧の完成”

を表します

彼岸とは正に波羅蜜多のことであり仏の世界,悟りの世界に到ることを表します

慎み深く自らの心を見つめ直し穏やかな心で彼岸に到る努力をする

ことが正しいお彼岸の過ごしかたと言えます